急遽、車を買うことになりました。
予定していたことではなく、
生活や移動の都合で、必要に迫られての判断です。
色々見ていくなかで最終的に選んだのは
スウェーデンの自動車ブランド、
Volvo(ボルボ)でした。
その決め手になったのは、
車屋さんから聞いた「安全性へのこだわり」の話。
それがあまりにもブランドとして
徹底されていて、感動してしまったんです。
たとえば──
・もし正面衝突した場合、
衝撃を吸収するようにフロント部分が
アコーディオンのように潰れて、
乗員を守る構造を全車種に採用。
・1970年から続く「事故現場での実地調査」によって、
数万件のリアルな事故データを蓄積。
そこから改良された安全設計を全車に反映。
・「事故による死者ゼロ」を目指す
「Vision 2020」プロジェクトを展開し、
死亡率・重傷率は業界でも最も低い水準を記録。
・Volvoが発明した「3点式シートベルト」は、
あえて特許を取らず、他メーカーにも無償提供。
安全はみんなのものという姿勢を貫いてきた。
……などなど、
書ききれないほどの安全第一への取り組み。
しかもそれは、
ブランドのコンセプトとして掲げるだけではなく、
設計思想、企業姿勢、
社会的なふるまいのすべてに一貫しています。
たとえ実際の数値的な安全性が
他の車とそこまで変わらなかったとしても、
Volvoが「なんか安心できる」と思えるのは、
こうした信頼の積み重ねがあるからだと思います。
ブランドとは、言葉やロゴだけでつくるものではなく、
行動と時間によって育てていくもの。
一朝一夕ではなく、50年以上の実績と覚悟によって
成立しているんだと思います。
僕らのビジネスでも、
「一貫して何を大事にするのか」
「どう行動でそれを伝えるのか」
この問いにちゃんと答えられるかどうかで、
信頼の築き方は変わる。
そんなことを、
車を買うというイベントを通して、
あらためて実感したのでした。
Enjoy today!