保育参加してきた
10歳自立
息子ゆっちゃんが通う保育園では
父母が保育に参加する機会がありまして、
先日参加してきました。
朝みんなで「どこいく〜?」って話し合って決めるんですね。
山、畑、公園、川が近くにあるような環境なんですが、
この日は公園→山というルートに。
そして公園で「鬼ごっこしよー!」って誘ってもらったので
思い切り本気で走りました。
実は僕『遊ぶ会FLAT』という、
大人が本気で遊ぶ場を作る活動をしているのですが、
その時の感覚を思い出してあそびました
...と言いたいところですが、
目の前の全力な人たちから
“全力”を学ばせてもらった気がします。
息子も、みんなも楽しそうで
とっても良い時間を過ごさせてもらいました。
何するか、どこいくか、
彼らの意思を尊重してくれるところが
この園の素敵なところだなぁって思います。
元々息子は
“みんな一緒に、キッチリ物事を進めていく”
ような幼稚園に通っていました。
しかし彼には合っていなかったようで
ストレスを感じ、通えない日が続きました。
そこで、自然の中でのびのびできる保育園を探し
転園した背景があります。
いまでは保育園の仲間とともにイキイキと過ごしており、
その姿を見るたび、この環境と仲間たちの存在に
心から感謝しています。
そんな息子ゆっちゃん、
11月26日で5歳の誕生日を迎えました。
鳥山家では10歳自立を目標にしています。
自立とは、身の回りのことができるだけでなく、
生活費を稼ぎ、住む場所を自分で決めることも含んでいます。
「そんなの無理!」と思われるかもしれませんが、
実現している人がいる以上、
不可能だと決めつけるのはまだまだ早いと思っています。
もちろん、息子が僕らと暮らすことを選べば一緒に暮らします。
しかし、仮に僕らがいなくなったとしても、
強くたくましく生きていけるようになること。
それが「10歳自立」を目標にしている理由であり、
目指している安心の形です。
もし今から息子の不安や心配をすべて取り除いてあげてしまうと、
自分で課題に向き合う力が育たず、
結果として自立が阻まれるかもしれません。
それは、人生という長いスパンで見たとき、
かえって不安を生む結果になるんじゃないかと思うのです。
だからこそ、息子が自分でできることを増やすこと、
自分で考える時間を作ることを大切にしたい。
僕は答えを与えすぎず、
ヒントやきっかけを渡す程度にとどめる。
そんなふうに、残りの5年間も
息子と向き合っていこうと思っています。


