読書が苦手な人へ(僕含む)
結論から言うと、本を読むときは
「全部を吸収しよう」と
思わないほうがいい。
1冊から1つでもヒントを得られたら、
それで十分。
そう思って読むと、
読書のハードルが下がります。
パラパラめくる方法でもよし。
僕は文学部を卒業したにもかかわらず(?)
読書が得意ではありません。
理由のひとつは
「止まりまくるから」。
漫画でもビジネス書でも、
何かの場面やテーマに触れると、
そこから考えがどんどん広がってしまう。
たとえばある考え方を読んで、
「これは今関わっている
ブランドに使えそうだ」と思う。
それがきっかけで
アイデアが連鎖的に浮かび、
気づいたら30分経っていて、
まだ1ページも進んでいない・・・
ということがよくあります。
ただ、これは悪いことばかりではありません。
たとえば1500円の本から、
自分の仕事に直結する
アイデアが1つでも得られたら、
その時点で元は取れています。
むしろ、
何度も立ち止まって考える本ほど、
自分にとっては価値が高い。
名著や古典と呼ばれる本は特にそうで、
一度に読み進めるより、
ゆっくり咀嚼していくほうが味わい深いです。
実務的なコツとしては、
こんな読み方をおすすめします。
最初から全部理解しようとしない1つヒントを得られたら「それでOK」とする立ち止まったら、そこで考えたことをメモに残すこうすることで、読書が
「発見の場」になります。
ページが進まなくても、
それは思考の時間が増えているということ。
速さよりも、自分に返ってくる価値を
基準にすれば、読書はもっと自由になります。
ちなみに、今あらためて向き合っているのは
デービッド・アーカーの『ブランド論』。
ブランド作りに興味のある方には、
いろんな角度からヒントをくれる良書です。
→ https://amzn.to/4mImFPh
ENJOY TODAY!!!
鳥山慶樹でした。



